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蛇崩川の暗渠散策(中目黒編)からの続きです。
駅から程なく、蛇崩川緑道があります。
川に蓋をし、緑道として利用しています。
緑道だけあって、新緑の季節、気持ちよく散策することが出来ました。

蛇崩川の名前の由来ですが、諸説あるみたいです。
東京都世田谷区教育委員会の「世田谷の川と用水」という本では、
字姥ヶ谷という土地の辺りで蛇崩川に合流する細流があり、
その辺りから下流の流路が小砂利交じりになっていたとのこと。
文治5年(1189年)源頼朝が奥州の藤原さん討伐にでかけた際、
この辺で砂利混じりの地盤が崩れ、
芦毛の愛馬を亡くしてしまった場所、葦毛塚があります。
この辺の農家の姥さんに祈願を進言されて、
云々のエピソードがこちらのブログに記載があります。
多分この辺りが字姥ヶ谷と言われていた辺りで、
確かに蛇崩川から見ると少し高低差があります。
その斜面から砂利とかが崩れ出ていたのでしょう。
その辺りの赤土の地層が褶曲して蛇行してたから、
蛇崩川と言われていたとか、なんとか。
いや、こちらのブログには大蛇伝説とか記載があります。
やっぱ派手に大蛇とか立ち回ってくれたほうがロマンとかありますよね。
途中、蛇崩川支流緑道という細い暗渠があり、
いかにも暗渠らしい風情を味わうことが出来ます。
家々の後ろを弓なりに進み、祐天寺駅のそば、高架の下まで続いています。
つづく。